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はるかとうさ
※検査や治療に関する情報は2017年に私が経験した出来事に基づいて記載されています。
心臓CT(単純・造影)
360度方向から放射線を当てて画像を撮影することで、スライスした心臓をとらえることができます。
単純CTとは、造影剤を用いずに胸のあたりをスライスした画像を撮影することです。
心臓の全体像のほか、太い血管の様子や血管の石灰化(動脈硬化が進行)している部分などがわかります。
単純CTなら横になるだけ。5分〜10分程度で終わります。
造影CTとは、その名のとおり、造影剤を用いたCT検査です。
造影剤はアレルギー反応や気分不良(嘔気・嘔吐)が起こることがあるので、検査前は絶食にされることもあります。
また、検査前に問診や造影剤の点滴ルート確保のための時間がかかります。検査後はアレルギー反応などが起こっていないかチェックして終了です。
造影をすることで、冠動脈(心筋に血液を送っている血管)の狭窄の有無、心臓の筋肉の動きなどが詳しくわかります。
造影剤注入中は、頭の先から足の先までジワ〜〜っと熱くなるのを感じます。
初めての方は初体験な感覚にちょっとビックリするかもしれません。
撮影時間は単純CTより少し長めの15分〜20分程度です。
検査終了後は、造影剤の排泄を早くするため、いつもより多めの水分を摂るようにします。
飲水量の制限がある方は守らないといけないですが…。その時の指示に従ってくださいね。
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