内服薬のいろいろ

​血液の循環に作用する薬なので、心臓を助ける代わりにさまざまな副作用が出ます。

それぞれの生活と体質にあった薬と量を選んでいくことになります。

また、すぐ効果があらわれるものもあれば、効いているかすぐにはわからず、半年〜数年服用し続けて検査をして「効果があるだろう…」とされる薬もあります。

拡張型心筋症は根気強く向き合わないといけない病気なのです…。

β(ベータ)遮断薬

【アーチスト(カルベジロール)・メインテートなど】

 

一般的には血圧を下げるために使われる薬ですが、心不全においては、疲れ切った心筋を保護してくれる薬として使用されます。つまり、心臓を頑張りすぎないように働きを抑えてくれる薬です。

ですから、副作用として疲労感が強くなったり、徐脈や低血圧になったりします。また量が多すぎると、休みすぎて心不全の悪化につながりますので、微量から徐々に増量していきます。

薬を使っていて、さらにしんどいな、むくんできたなと感じたら、主治医に相談しましょう。

私はかなり少量から始めましたが、倦怠感で起き上がれなくなってトイレまで歩くことも難しくて、身体が薬に慣れるために長い間強心薬の点滴をうちながら服用していました。

ACE(エース)阻害薬

【レニベース(エナラプリル)・ロンゲスなど】

これも血圧を下げるために使われる薬です。血圧を上げる物質をつくらないようにしてくれる薬で、心不全の場合は、心臓が無理をして頑張るために血圧を上げようとしても、上がらないようにしてくれます。

​副作用は空咳やまぶたや唇が腫れることが挙げられます。私は特に何も副作用は感じませんでした。

アーチストのインパクトが強すぎたせいでしょうか?笑

カルシウム拮抗薬

【アムロジン(アムロジピン)・アダラート(ニフェジピン)など】

血管を広げて、血圧を下げる薬です。血圧が高い状態は心臓を苦しめるので、とにかく血圧を下げたいんです!

上の血圧は80〜90台でコントロールしてました。

副作用は、頭痛めまいほてり吐き気低血圧頻脈徐脈……

メジャーな薬だけに色々ありますね。効き方は人それぞれということです。。

利尿薬

【ラシックス(フロセミド)・アルダクトン(スピロノラクトン)など】

尿で水分を体内から排出し、循環血液量を減らすことで、心臓のポンプ機能の負担を軽減します。

心不全の症状で代表的なむくみには、とりあえず利尿薬となります。

救急搬送されてからラシックスを点滴&内服して3日で3kg減りました。

​最終的にむくみMAXの時より6kgも減りました!!

​ワーファリン・バイアスピリン

​血をサラサラにする薬です。

「血ドロドロじゃないけど?」と思うかもしれません。服薬する理由は以下の通りです。

心不全→血液の流れが悪くなる→血流が停滞しやすくなる→血が固まる(血栓)→血栓が脳や肺、冠動脈に飛んで詰まる→脳梗塞・肺塞栓・心筋梗塞の危険・・・。

 

不整脈があると、血流が不安定でさらに血栓ができやすくなるので、予防で飲むことが多いです。

わたしは現に初回の心エコーで心臓の中に血栓が発見されました。

​それ以降、ワーファリン生活となっております。出血しやすくてアザだらけです。

© 2019 by DCM nurse Haruka

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