夜、看護師さんがきて、
これからどう生きていきたいかを聞かれた。
わたしの希望は、
自分の心臓で元いた浦河町で暮らしていくこと。
症状が悪くなってきたら、近辺整理をきちんとして、浦河町を去って療養生活に入りたい。
その時は大阪に転院して治療を受けたい。
できるだけ、自分の心臓で…。
というのが、わたしの願いでした。
ここからは、
厳しい現実の話。
たとえ、一回は退院できたとしても、数ヶ月生活できたら御の字で、
もしかしたら一週間も持たないかもしれない。
病院としては一応、ドブタミンの点滴を離脱して、内服薬でコントロールできるように治療を進めていくけど、退院したとしても、仕事はできません。
命を縮めてしまうだけです。
そういうことを考慮したら、
やはり退院できるタイミングで、実家のある大阪に戻るのが無難だと考えます。
そして、次の入院のタイミングで、いよいよ移植が必要な状態になると思います。
移植を受ける受けないを今のうちからきめておいてください。
現実の残酷さに絶句でした。