2017年9月7日
いろいろな検査をした結果と今後の治療方針を話し合いたいからということで、大阪から母が札幌の病院へ呼び出されました。
救急車で運ばれた次の日に一回駆けつけてくれたので、
今回は先週に引き続き2回目の来道。
そんなに頻繁に北海道行くこと普通ないよね…。ホントご足労おかけ致します。。。
母が病院に着いてすぐ、別室に呼ばれました。
拡張型心筋症です。
お父さんと同じ病気のようです。
薄々勘づいてはいたが、
断言されてさらにドーンと突き落とされた感じがした。
まさか、自分が。
しかも父親と同じ時期くらい…。なすすべもなく死んでいった父と同じように自分も死んでいくのか。。
はるかさんは看護師さんだから、詳しくお話ししますね。
現在のEFは18%
右心はまだ大丈夫のようですが、CIが1.6なので、フォレスターのⅡ、症状的にはNYHA分類のⅣです。
冠動脈は正常ですが、心筋の線維化がかなり進んでいるので心臓の体積は普通の人の4倍です。
(わたしなりに解説しますと、
心臓の左心室の動きは18%で、60%以下が動きが悪いということなので、動き悪いどころじゃなくてほとんどポンプ機能を果たせてない状態です。
肺に血液を送る圧は正常で、肺に水が溜まってる状態ではありません。
体の体積に対してどれくらい心臓が血液を送り出せているのかは、1.6で、基準値は2.2以上なので、左心室の拍出量としては足りません。
心臓のポンプの状態を表す、フォレスター分類上はⅡの左心不全、心不全の重症度としてはⅣで最重症です。
心臓の筋肉は多くが壊死していて、壊死の一つの原因として考えられる、冠動脈の梗塞等は見当たらなかったので、おそらく器質的に筋肉が変性して壊死したものだと考えます。
よって拡張型心筋症と診断しました。
心臓の大きさは胸郭の半分以上を占めています。健康ならばコブシの大きさですがわたしの場合手のひら大のボールくらいあるということです。)
そう言われた時、
いや、私先週まで普通に生活しててんで。こんな悪いわけないやん。
誰のデータやねん。
普通はもっとしんどいはずやし…。
あの患者さんとか、あの患者さんとか、、
(昔に受け持ったことのある心不全の患者さんの顔が何人も浮かんできた。)
苦しいと思い始めたんもホンマ最近やし!
おかしいわ。たまたまやって。
とにかく信じられませんでした。