阪大病院では、CCUに入院することになりました。
※CCUとは、心臓の内科系の集中治療室です。
検査の予定も今日はなくて、
窓の外の景色も見られない環境で、とても退屈・・・。
それぞれの患者がパーテーションで区切られた部屋のつくりになっているので、
みなさんの状況がなんとなく耳から入ってくる情報だけで推測可能。。
みんなそれぞれシリアスなんやな、と。
ただ、こんな環境の中で、心がホッとすることは…
みんなが大阪弁をしゃべっていること
でした。
北海道に住んでいて、出張先は東京や関東圏が多かったので、
なかなか近頃は大阪弁を聞く機会がなかったんです。
だから、
「〜やんなぁ?」「ほんで、〜〜」「ちょっと待ってや〜」
とか言う何気ない会話を聞くだけで、
わぁー!ホームに帰ってきた実感がする!!
っていちいち感動してました。
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合間を縫って、循環器の先生たちが時間をつくって
心臓移植や、補助人工心臓の話をしにきてくれました。
ほぼほぼ、北大病院で聞いていた内容と同じ。
補助人工心臓をつけたら、
・24時間介助人が必要
・毎日の記録、毎月の受診が必須
・緊急時のためにVAD管理病院または関連病院に
2時間以内に緊急車両等を用いて行けるところに住むこと
ということは聞いていました。
でも、この言葉を聞いて、青ざめました。。。
飛行機も船も乗れません。北海道には戻れません。
旅行とかそういう都合で関連病院に連携することもできません。
阪大病院から2時間以内の範囲に常にいてください。
え!!!
VADつけて自分で歩いて活動できるようになったら、遊びに行けると思ってたのに!!
浦河でほったらかしにしてきた仕事はどないしたらいいんやろ…
一気に絶望のどん底に突き落とされました。